今にも動き出しそうな、不思議な魅力を持った動物たち。
その豊かな表情に目を惹かれます。
施釉後に鉄釉をぬぐい取ることで、
アンティークの人形を思わせる独特のマチエールが生み出され、
白釉や銅釉との融和がいっそう作品の魅力を深めるのです。
今展ではいつものオブジェに一ひねり加え、
花器や碗など、自然なかたちでうつわに姿を変えました。
世界にふたつとない宝物。どうぞご覧くださいませ。 |
鴨頭みどり(かもがしら みどり)
略歴
1978 愛知県瀬戸窯業訓練校卒業
1980 メキシコ トルーカ陶磁器学校勤務
1985 多治見市市之倉に「松永工房」開窯
1992 第3回国際陶磁器展美濃’92陶芸部門 銅賞受賞