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鮮やかな色絵の古典文様や、それを縁取る金銀彩。キメラと題された空想生物のシリーズは、植葉香澄先生の代表作です。京都で育まれた感性は研ぎ澄まされ、世界的に活躍する陶芸家の中でも突出した輝きを放っています。 アメリカ・カンザスから日本へ移ったのちも薪窯焼成を続け、自然釉の魅力を深めているデレック・ラーセン先生。信楽焼を中心に作陶され、おおらかで力強い作風からなる花器は生けやすく、野草と絶妙な融和をみせます。 桃青では約三年ぶりとなる夫婦展。どうぞご覧くださいませ。 |
[植葉香澄 Kasumi Ueba]
1978 京都府生まれ
2001 京都市立芸術大学 美術学部 陶磁器専攻卒業
2002 京都市工業試験場 陶磁器コース修了
2003 京都府陶工高等技術専門校 卒業
2009 「現代陶芸への視点—装飾の力」出品(東京国立近代美術館工芸館)
2010 Take Action Foudationで奈良美智氏、中田英寿氏とコラボレーション制作(滋賀県立陶芸の森/茨城県陶芸美術館)
2011 京都府文化賞奨励賞受賞
2012 京都市芸術新人賞受賞
全国各地で個展
[デレックラーセン Derek Larsen]