上から 鈴木大弓 「ぐい呑」 φ7×h5.5cm、「徳利」φ9.8×h14cm 洪斗賢 「青白磁献茶杯」 φ6×h4.2cm、「杯台」 φ11.3×h2cm
韓国、聞慶(ムンギョン)の地で出会った二人の陶芸家による白磁、粉引への探求。黒や褐色に焼きあがる土に白い化粧土を施す粉引は、高貴な白磁へのあこがれから生まれました。土や釉薬、焼成方法によってもその表情は千差万別。身近にありながらも実に見どころの多いうつわです。 鈴木大弓は古典を踏まえつつ、型にとらわれないおおらかな作風でファンを魅了し続けています。 鯉江良二氏に師事された洪斗賢は清道郡(チョンド)に窯をおき、十余年。古窯に学び、深い意識に基づいた作品は見るたびに味わいが増すようです。 今展では粉引、白磁、堅手などを展覧致します。うつわを育てる楽しみをぜひご体感くださいませ。
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鈴木 大弓 (Hiroyumi Suzuki)
1981 生まれ
2005 韓国、聞慶・慶州にて修行
2009 信楽にて独立
2010 初個展
全国各地で個展、グループ展開催
洪斗賢 (Hong Du Hyeon)
1982 生まれ
1996 韓国吉陶坊で陶芸入門
2006 韓国啓明文化大学 陶芸専攻卒業
2007 韓国慶州で独立 (半月窯)
現在 韓国慶尚北道清道郡で 作陶中