ギャラリー桃青 企画展

陶の競演 植葉香澄 デレック・ラーセン展

2020/2/12-18

松坂屋 名古屋店 本館8階 アンテナプラスアート

 

左 デレック・ラーセン 「信楽茶碗」 10.7×12×h8.3cm

右 植葉 香澄 「イヌトリ香合」 5×5.5×h5.2cm


植葉さんの代表作である生物と古典文様の融合した幻獣「キメラ」。

高さ2メートルにもなる大型の制作にも力を入れ、国内外を問わず増殖し続けています。

スケッチを行わず土を練りながら頭の中で描いた構想を形作ることから作品は生まれます。
米国カンザスに生まれたデレックさんは、土味を生かした焼締を作陶されています。

美術館で見たという古伊賀の花入にこころを打たれ、

日本のやきものにのめり込むようになったという彼のうつわは、

野趣のなかに暖かな優しさを感じます。
今展では息のあった夫婦の合作も出品いたします。
ぜひこの機会にご高覧いただきますようお願い申しあげます。

プロフィール

植葉香澄 Kasumi Ueba

1978 京都府生まれ

2001 京都市立芸術大学 美術学部 陶磁器専攻卒業

2002 京都市工業試験場 陶磁器コース修了

2003 京都府陶工高等技術専門校 卒業

2004 植葉香澄陶展(京都高島屋 美術工芸サロン)

2005 植葉香澄陶展(ギャラリー器館)

   植葉香澄陶展(京都高島屋)

2006 イヌも歩けば?にあたる展(シルバーシェル/東京)

   個展(サボア・ヴィープル/東京)

2009 「現代陶芸への視点—装飾の力」出品(東京国立近代美術館工芸館)

2010 Take Action Foudationで奈良美智氏、中田英寿氏とコラボレーション制作(滋賀県立陶芸の森/茨城県陶芸美術館)

2011 京都府文化賞奨励賞受賞

2012 京都市芸術新人賞受賞


デレック・ラーセン Derek Larsen

1975 米国カンザスで生まれ
1998 カンザスで最初の穴窯をつくる 
2000 カンザス大学 デザイン学位取得
2002 オーストラリアでダニエルラファティのアシスタントをし、穴窯をつくる
2003 オーストラリアサザンクロス大学にて、穴窯修士号取得
2004 カンザス ジョンソンカントリー短期大学 陶磁器専門教授になる
2005 米国陶器教育機関(NCECA)  Biennale Prize(陶磁器芸術賞)受賞
2006 中央ミズーリ大学 芸術専門教授になる
2010 滋賀県立陶芸の森 アーティスト・イン・レジデンスとして日本に滞在
2011 愛知県柿平に穴窯をつくる
2012 第5回現代茶陶展入選(土岐市)落石窯(愛知県柿平)

現在、京都にて作陶

 

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